2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧
というNBER論文が上がっている。原題は「Economic Consequences of a Regime Change: Overview」で、著者はAssaf Razin(テルアビブ大)、Efraim Sadka(同)。 以下はその要旨。 Regime changes toward autocracy typically reshape the judicial framework…
政府調達関係のNBER論文をもう一丁。調達を通じた政府支出のマクロ経済への効果をどちらかといえば肯定的に評価した前回エントリ紹介論文と対照的に、表題のNBER論文はそのコスト高を問題視している。原題は「Procurement and Infrastructure Costs」で、著…
というNBER論文が上がっている。原題は「Estimating the Effects of Government Spending Through the Production Network」で、著者はAlessandro Barattieri(世銀、ケベック大学モントリオール校)、Matteo Cacciatore(HECモントリオール*1)、Nora Traum…
というNBER論文が上がっている(ungated版へのリンクがある著者の一人のページ)。原題は「Credit Supply Shocks and Firm Dynamics: Evidence from Brazil」で、著者はSamuel Bazzi(UCサンディエゴ)、Marc-Andreas Muendler(同)、Raquel F. Oliveira(…
ブルーム、デイビスらがまた*1表題の在宅勤務関係のNBER論文を上げている(ungated版へのリンクがある著者の一人のページ)。原題は「The Evolution of Work from Home」で、著者はJose Maria Barrero(メキシコ自治工科大)、Nicholas Bloom(スタンフォー…
というNBER論文をマイケル・ボルドーらが上げている(ungated版)。原題は「The Importance of Sound Monetary Policy: Some Lessons for Today from Canada’s Experience with Floating Exchange Rates Since 1950」で、著者はMichael D. Bordo(ラトガーズ…
というNBER論文が上がっている(ungated版)。原題は「Zero-Sum Thinking, the Evolution of Effort-Suppressing Beliefs, and Economic Development」で、著者はJean-Paul Carvalho(オックスフォード大)、Augustin Bergeron(南カリフォルニア大)、Josep…
というNBER論文をアンドレイ・シュライファーらが上げている(ungated版)。原題は「How People Use Statistics」で、著者はPedro Bordalo(オックスフォード大)、John J. Conlon(スタンフォード大)、Nicola Gennaioli(ボッコーニ大)、Spencer Yongwook…
というAER掲載予定論文をタイラー・コーエンが紹介している。原題は「Populist Leaders and the Economy」で、著者はキール世界経済研究所のManuel Funke、Moritz Schularick*1、Christoph Trebesch。 以下は2020年時点のWPの結論部。 Populism is bad econo…
というNBER論文が上がっている(ungated(SSRN)版)。原題は「The Reserve Supply Channel of Unconventional Monetary Policy」で、著者はWilliam F. Diamond(ペンシルベニア大)、Zhengyang Jiang(ノースウエスタン大)、Yiming Ma(コロンビア大)。 以…
というNBER論文が上がっている(ungated版)。原題は「Monetary Policy and Innovation」で、著者はYueran Ma(シカゴ大)、Kaspar Zimmermann(フランクフルト金融経営大学)。 以下はその要旨。 We document that monetary policy has a substantial impac…
というNBER論文が上がっている(ungated版)。原題は「Households' Response to the Wealth Effects of Inflation」で、著者はPhilip Schnorpfeil(フランクフルト大)、Michael Weber(シカゴ大)、Andreas Hackethal(フランクフルト大)。 以下はその要旨…
9日エントリでクルーグマンの8月末から9月上旬に掛けてのインフレに関するツイートを紹介したが、その後もクルーグマンは精力的にインフレについてツイートしている。以下は改めてインフレに対する勝利宣言を行った9/13のツイート。 Seeing some bad takes …
というIMF論文が上がっている(H/T David Andolfattoツイート)。原題は「One Hundred Inflation Shocks: Seven Stylized Facts」で、著者はAnil Ari、Carlos Mulas-Granados、Victor Mylonas、Lev Ratnovski、Wei Zhao。 以下はその要旨。 This paper ident…
ブランシャールがドイツ財務相のクリスティアン・リントナー*1の発言*2にツイッターで賛意を表した。 I fully agree with Christian Lindner who says: “The capital markets do not distinguish between the noble or less noble motives for which debt is…
というIMF論文をMostly Ecoomicsが紹介している。原題は「Dining and Wining During the Pandemic? A Quasi-Experiment on Tax Cuts and Consumer Spending in Lithuania」で、著者はSerhan Cevik。 以下はその要旨。 Could temporary tax cuts stimulate co…
というNBER論文が上がっている(H/T タイラー・コーエン)。原題は「How Credible is the Credibility Revolution?」で、著者はKevin Lang(ボストン大)。 以下は本文からの引用。 Suppose you test a null hypothesis, and the t turns out to be 1.96. As…
というNBER論文が上がっている。原題は「An Import(ant) Price of Brexit Uncertainty*1」で、著者はAlejandro Graziano(ノッティンガム大)、Kyle Handley(UCサンディエゴ)、Nuno Limão(ジョージタウン大)*2。 We estimate the impact of trade policy…
というNBER論文が上がっている(5月時点のWP)。原題は「The Macroeconomic Effects of the Federal Reserve's Conventional and Unconventional Monetary Policies」で、著者はEric T. Swanson(UCアーバイン)。 以下はその要旨。 I separately identify a…
というNBER論文が上がっている(ungated版[ジャクソンホール・シンポジウム版])。原題は「The Outlook for Long-Term Economic Growth」で、著者はスタンフォード大のCharles I. Jones。ungated版の注記によると、本ブログの「経済成長の過去と未来:半内…
というFRB論文をMostly Ecoomicsが紹介している。原題は「Exchange Rate Elasticities of International Tourism and the Role of Dominant Currency Pricing」で、著者はDing Ding(IMF)、Yannick Timmer(FRB)。 以下はその要旨。 In this paper, we est…
「コント:ポール君とラリー君――70年代と現在の比較は正しいかの巻 - himaginary’s diary」で紹介したように、インフレについて70年代と現在を比較するのは不適切だと論じたクルーグマンが、8月末のツイートで補足している。 High levels of unfilled job op…
ダニ・ロドリックが以下のようなツイートを行い、注目を集めた。 This is unfortunately quite true. From any rational, decision-theoretic standpoint, the Economics profession under-invests in imperfectly identified analyses of big/important/rel…
というNBER論文をGorodnichenko=Coibionらが上げている(ungated(BIS)版[H/T Mostly Ecoomics])。原題は「Keep Calm and Bank On: Panic-Driven Bank Runs and the Role of Public Communication*1」で、著者はDamiano Sandri(BIS)、Francesco Grigoli…
という小論がSF連銀のEconomic Letterに上がっている。原題は「Does Monetary Policy Have Long-Run Effects?」で、著者はÒscar Jordà(SF連銀)、Sanjay R. Singh(同)、Alan M. Taylor(UCデービス)。 Monetary policy is often regarded as having only…
と題したINET動画(原題は「Economics Isn't Settled」)で、「The History of Economic Thought Website*1」を創ったGoncalo Fonsecaが、同サイトを作成した動機と経済学史を学ぶことの重要性について語っている(H/T Mostly Ecoomics)。 最近、なぜ人文系…
というNBER論文が上がっている(ungated版へのリンクがある著者の一人のページ)。原題は「Domino Secessions: Evidence from the U.S.」で、著者はJean Lacroix(パリ=サクレ大学)、Kris James Mitchener(サンタクララ大学)、Kim Oosterlinck(ブリュッ…
というNBER論文をデビッド・カードらが上げている(ungated版)。原題は「Location, Location, Location*1」で、著者はDavid Card(UCバークレー)、Jesse Rothstein(同)、Moises Yi(米センサス局)。 以下はその要旨。 We use data from the Longitudina…
というNBER論文をローレンス・ボールらが上げている(H/T タイラー・コーエン)。原題は「Did the U.S. Really Grow Out of Its World War II Debt?」で、著者はJulien Acalin(ジョンズ・ホプキンズ大)、Laurence M. Ball(同)。 以下はungated版の結論部…
というNBER論文が上がっている(ungated版)。原題は「The Zero-Beta Interest Rate」で、著者はSebastian Di Tella(スタンフォード大)、Benjamin M. Hébert(同)、Pablo Kurlat(南カリフォルニア大)、Qitong Wang(同)。 以下はungated版の冒頭。 The…