2つのアメリカ・ある視点

Modeled Behaviorのカール・スミスが、「製造業+政府」と「その他」、という切り口で労働市場を分析したブログポストを三連投した。


最初のエントリでは、「その他」業種では景気回復後にV字型回復を示しているのに、「製造業+政府」では雇用が未だに底這いしている様子を示している。


次のエントリでは、より長期の時系列グラフを描くことによって、以前はその2つの業種の雇用比率は五分五分だったのに、今では「その他」業種の雇用比率が圧倒的になっていることを示している。


3番目のエントリでは、そのうちの「製造業+政府」の雇用者と、輸送機械の設備投資との推移の類似性を指摘している。




2番目と3番目のグラフは、経済のサービス化が進んだ、ということでさして目新しい話でも無い気もするが、1番目の両者の雇用の回復度合いの違いは眼を見張るものがある。