正月のWSJブログに、ゴールドマン・サックスの主任エコノミスト、ジャン・ハッチウス(Jan Hatzius)の2010年の10の予測がQ&A形式で出ていた。以下はその拙訳。
- 住宅価格は底を打ったか?
- 多分まだだと思うが、確信は持てない。
- 多分まだだと思うが、確信は持てない。
- 銀行は貸し出しにもっと意欲的になるか?
- おそらく。
- おそらく。
- 中小企業の業況も上向くか?
- そうなるべきだが、今のところそうなっていない。
- そうなるべきだが、今のところそうなっていない。
- 雇用は回復するか?
- 回復する。しかし我々の予測では、第2四半期に月次の雇用創出が10万に乗せるのがせいぜいであり、失業率を有意に押し下げるところまでは行かない。
- 回復する。しかし我々の予測では、第2四半期に月次の雇用創出が10万に乗せるのがせいぜいであり、失業率を有意に押し下げるところまでは行かない。
- 貯蓄率はもっと上がることになるか?
- そう思う。
- そう思う。
- インフレ率はもっと下がるか?
- その可能性は非常に高い。
- その可能性は非常に高い。
- ドルの行方はインフレの危険性につながるか?
- その危険性は極めて限られている。
- その危険性は極めて限られている。
- 議会はさらなる財政刺激策を認めるか?
- イエス。
- イエス。
- FRBはどのように「出口の手続きを取る」か?
- 2010年の「出口」の主たる形態は、資産買取の終了だろう。FFレートの引き上げや、FRBのバランスシートに乗った資産の売却が2010年に起きるとは考えていない(それについて言えば、2011にも起きないだろう)。
- 2010年の「出口」の主たる形態は、資産買取の終了だろう。FFレートの引き上げや、FRBのバランスシートに乗った資産の売却が2010年に起きるとは考えていない(それについて言えば、2011にも起きないだろう)。
- FRBの資産買取の終了は金融引き締めとなるか?
- おそらく。ただ、その程度は極めて不確実だ。