日本でも既にslashdot(はてぶ)で紹介されているが、言語において未来形が強いか否かでその国の貯蓄率が変わってくる、という論文が話題を集めている。
論文を書いたのはイェール大学のKeith Chenだが、ペンシルベニア大学のLanguage Logという集団ブログが同論文を巡る議論の一つの中心地になっており(関連エントリはここ、ここ、ここ[Chen自身のゲストエントリ]、ここ)、Economist's Viewやタイラー・コーエンやSuzy Khimm(エズラ・クライン・ブログ)もそのブログにリンクしている。そのほかには、big thinkやPRI's The Worldも同論文を取り上げている。
ちなみにLanguage LogのChenのゲストエントリは「Whorfian Economics」と題されているが、それは言語学者のベンジャミン・ウォーフないしその仮説に因んだもののようである。
また、ケビン・ドラムは、表題のタイトルのブログエントリ(原題は「Speaking English May Be Bad for Your Financial Health」)で、完全に説得はされないものの、論文の以下の図に強い印象を受けた、と書いている。