米政府が成し遂げた5つの良い事

reason.comのWilliam D. Eggers & John O'Learyの1/13記事より(Rortybomb経由)。

  1. 第二次大戦後の日本の民主国家としての再建
  2. マーシャル・プラン
  3. アポロの月着陸
  4. 1996年の福祉改革
  5. 酸性雨削減


これに対し、Rortybombのマイク・コンツァル(Mike Konczal)は、前世紀半ばの中流階級の興隆を重視する観点から、まず大きな制度改革として以下の3つを挙げている。

次いで、以下の3つを挙げている。

  1. 復員兵援護法(GIビル)
    • 単に恩給を与えるのではなく、教育や住宅への投資に変換させた。幅広い繁栄をもたらす良い方法。
  2. ランドグラント大学
    • 復員兵援護法と相俟って、前世紀の賢い投資になった。ただ、教育のトップクラスの層に焦点を当てすぎて、本来の対象である汗を流す実学を蔑ろにした嫌いがあった。特に、財政問題から準私立大学になった今はその傾向が強い。
  3. FDICニューディールの銀行規制

なお、元のreason.comの記事では、逆の政府の失敗として以下の5つを挙げている。

  1. カトリーナへの対応
  2. Big Dig(費用、年数のオーバー)
  3. 1970年代のインフレとの戦い
  4. NASAスペースシャトルの悲劇
  5. イラクの民主国家としての再建

日本で同様のリストを作成したらどうなるだろうか? 失敗は太平洋戦争、成功は新幹線といったところがすぐに思い浮かぶが…。