新人が切られ平均在職年数が伸びた

という記事が9/15にEconomixに掲載されていた(原題は「Job Tenures Lengthen as Newcomers Get Laid Off」)。

この記事は、前日発表された労働省レポートを基に書かれており、同レポートの表の数値から以下のグラフを作成している。

これを見ると、2010年1月時点の在職年数の中位値は4.4年であり、2年前より0.3年伸びている。
その原因について、労働省のレポートでは、「在職年数の伸びは、今回の景気後退では若年の労働者が相対的に多く職を失ったことが一つの要因になっている」と書いている。
なお、在職年数の中位値は男性が4.6年だったのに対し女性が4.2年で、年齢が高い労働者ほど(当然ながら)長いとのこと。
また、修士の学位を持っている者が最も在職年数が長く、高卒の資格を持っていないものが最も短いとの由。
業種別に見ると、公的部門が7.2年と最も長く、従事者が比較的若くて低賃金のレジャー&ホスピタリティ産業が2.5年と最も短いとのことである。