ブライアン・カプランの10の教訓・人生篇

Econlogのブライアン・カプランが40になった記念に書き出した40の教訓のうち30をこれまで紹介してきたが、今日は人生篇に相当する最後の10を紹介してみる。

  1. 生命は天からの授かり物であり、多々にして益々良し
     
  2. 「汝の愛するものを 仕事に選べ、 そうすれば 生涯一日たりとも 働かなくて 済むであろう。」*1 まさにその通り。
     
  3. 処世術として友好的であれ。人格攻撃を受けたならば、もう一方の頬も差し出せ。気違い染みた戦略に見えるかもしれないが、それはうまく行く
     
  4. 執着は、物理的および社会的問題に対する強力な解決策である。残念ながら、それは感情的問題の主要な原因でもある。
     
  5. 大人になれば、信心深い人々は、あなたの方からちょっかいを出さなければ、あなたにちょっかいを出さなくなる
     
  6. あなたが思うより人々同士の違いは大きい。それは誰のせいでもないということを自分に言い聞かせるべし。
     
  7. 取捨選択は社会での調和を達成する鍵となる。ありのままの自分を愛してくれる真の友人で周囲を固めるべし。もし周りにそういった友人がいなければ、探し求めるべし。
     
  8. 思いやりと敬意の念をもって子供を育てるべし。「私はお前の親であり、友達ではない」ということは、あなたが子供を彼らの仲間より良く扱うべき理由であり、より悪く扱う理由とはならない。
     
  9. あなたの精神は若い頃に思っていたよりも老化が遅いが、身体は思っていたよりも老化が早い。
     
  10. 進化心理学は間違いなく人間の動機付けに関する最善かつ最も普遍的な理論である。それを無視するのはそれなり覚悟が要る。