人々を最も困惑させた10の科学的発見

表題の記事がスミソニアンのHPに掲載されていた(原題は「The Ten Most Disturbing Scientific Discoveries」;The Big Picture経由)。

その10の発見とは以下の通り。

  1. 地球は宇宙の中心では無かった
    • コペルニクスの発見から400年以上経つが、この考えは未だに人々を少しまごつかせる。
       
  2. 細菌が我々に打ち勝ちつつある
    • 変異を繰り返すインフルエンザウィルス、薬剤耐性菌、SARS豚インフルエンザなど動物から次々と出現する新種のウィルス。
       
  3. 大量絶滅が過去に起きており、おそらく今も起きている
    • 多くの生物学者によると、現在は6回目の大量絶滅期。今回の原因は人類にある。
       
  4. 美味しいものは体に良くない
  5. E=mc2
    • c2=34,700,983,524なので、ごく僅かのプルトニウムで都市を破壊できる。
       
  6. 自分の心は自分自身のものではない
    • フロイトはいろんな点で間違っていたかもしれないが、我々の行動や信念や感情が自分たちの意識しない要因によって定められている、という考えは正しかった。また、人々の記憶というのも正確性という点では当てにならないものである。
       
  7. 我々は皆、猿である
  8. いつの時代、また、世界のどの場所の文化でも、人間を生贄とする儀式が存在した
    • エジプトのファラオや中国の皇帝を葬る際には身近な者が殺された。その他、インディアン、アステカ、マヤの人身御供の例。
       
  9. 我々は既に今世紀の気候を変えている
    • 温暖化のメカニズムはそれほど複雑なものではなく、その結果は既に明らかである。
       
  10. 宇宙は我々の想像を超えた物質で作られている
    • 我々に馴染みのある惑星、恒星、銀河、ブラック・ホール、宇宙塵は全体の4%に過ぎない。残りをダーク・マター23%とダーク・エネルギー73%が占める。