コント:ポール君とグレッグ君(2009年第15弾)

今回はトービン税を支持したクルーグマンのOp-Ed(邦訳はここここここ)にマンキューが噛み付いた。

グレッグ君
このポール君の論説を読んで頭を掻いた。ポール君は外国為替の取引は大部分がロンドンの機関で集中して決済されるから、トービン税を課すのもそれほど難しくないと書いている。しかし、トービン税でロンドンで取引するのが有利でなくなったら、取引の決済は別の場所に移るだろう。金融機関は僅かな価格の差を気にするものだし、ロンドンにはそこまでの比較優位は無い。ちなみにニューヨーク大学ファイナンスのアスワス・ダモダラン教授も同じ結論に達したみたいよ