2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ケインズとセーの考えは近かった

という主旨の論文をAlain Béraud(セルジー・ポントワーズ大)とGuy Numa(コロラド州立大)が書いている(H/T Mostly Economics)。論文のタイトルは「Retrospectives: Lord Keynes and Mr. Say: A Proximity of Ideas」で、以下はその要旨。 Since the pub…

現代貨幣理論の解釈

日本のネット界隈では野口旭氏のニューズウィーク連載を始めとしてMMTに関する議論が続いているが、米国ではどうなっているのかとぐぐってみたところ、サンノゼ州立大のJeffrey Rogers HummelがMMTについて表題の4/1付けeconlib記事(原題は「Interpreting M…

公的債務についてより緩和的な姿勢を取ることへの批判が誤っている理由

ブランシャールとシタデルのÁngel Ubideが、ピーターソン国際経済研究所ブログの表題の7/15付けエントリ(原題は「Why Critics of a More Relaxed Attitude on Public Debt Are Wrong」)で、彼らが主張する財政赤字有用論に対する批判に反論している(H/T E…