としてどんなシナリオがあるか素人なりに考えてみた。
- 台湾で国民党政権が成立し、中国との平和的な統一を望み、それが実現する
- 中国が武力による台湾統一に乗り出し、成功する
- 中国が台湾統一に乗り出せず、台湾も現状維持を望み、現在の状況が続く
- 中国が武力による台湾統一に乗り出すが、失敗する
1、3の場合、取りあえず戦乱は避けられる。
一方、4の場合は、失敗によって中国の内政が揺らぐ可能性がある。その点では、2の場合でも、統一のコストが中国の想定より大きかった場合、やはり内政が揺らぐ可能性がある。
また1の場合も、台湾内の反対勢力の抵抗が長引き、中国にとって重荷になり、内政に影響する可能性がある。あるいは、台湾の人たちという、かつて自分たちで民主主義を勝ち取り、それを謳歌した経験を持つ人々を国内に抱え込むことによる内政への影響も考えられる。
3の場合も、結局統一に踏み出せない政権への不満が中国国内に溜まり、内政の不安につながる可能性がある。
こうした不安定化要因をこれまでのように強権で押さえ込めるかどうかが共産党政権維持のカギになる。
もちろん、1、2については、統一に成功した共産党政権の威信が高まり、強化される可能性もある。その場合、勢いに乗った中国がさらに沖縄に触手を伸ばす可能性がある。
高市発言の費用便益分析 - himaginary’s diaryで考察した高市発言の抑止効果がもし発揮されることがあるとすれば、4の発生確率を下げ、結果として3の現状維持となるケースである。2、4の事態が出来すれば、抑止に失敗したことになる。