一昨日紹介したクルーグマンの批判を休暇宣言でスルーして済ますかと思ったマンキューが、3つのリンクを張ったエントリを上げていた。
マンキューとしてはクルーグマンへの反論をテイラーにアウトソーシングした格好だが、そのテイラーはサムナーなどを援用しながら、自分たちの引用に問題はない、と反論した上で、以下の2点を指摘している。
- ミアンとスフィが言うように需要不足が問題だからと言って、ロムニーの経済政策の無効性を証明したことにはならない。ロムニーの政策は需要と供給の両方に働き掛ける。
- 「共和党の瀬戸際戦略」についての記述はベーカーらの論文には無く、あくまでのクルーグマンの言葉。また白書でベーカーをオバマケアに結び付けたことはない。