今度は両者が同じグラフを見て、正反対というよりは明後日の方向を向いた解釈をしている。
- ポール君
- 今朝たまたま見つけるまでこのデータベースのことを僕が知らなかったとは何たることか。何でINETの人たちは教えてくれなかったのだろう? それはともかく、下記のグラフは、戦後間もない頃の緊縮策と現在の緊縮策に対する欧州の大衆の反応の違い*1と関係がありそうだ:
- グレッグ君
- ポール君の示したグラフは、過去数十年間の格差拡大が米国に限った話ではないことを教えてくれる。そのデータベースで他の国について描画してみると、オーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランドについては似たようなU字型の曲線が見られるが、フランス、ドイツ、日本、スウェーデンはそうでもない。上位1%の所得シェアが拡大していることは、英語が世界言語として大いに使われるようになっていることと関係あるのかしらん?