コント:ポール君とグレッグ君(2011年第6弾)

6日エントリで紹介した6/3に続き、マンキューがまたクルーグマン医療保険論に噛み付いた。

ポール君
メディケアが支給対象を限定することは選択の自由の侵害だの憲法違反だのという文句をつける人がいるが、その話は既に論破済み。ただ、そういう間違った見方はゾンビみたいになかなか死なないみたいなので、もう一度繰り返しておこう。自腹で受診する権利を政府が拒否するべきなんてことは誰も言っていない。あくまでも政府が代金を支払う医療の話なので、お間違えなきよう。
グレッグ君
ポール君の言う通りだったら良かったんだけどね。民主党と縁の深い米国進歩センター(Center for American Progress)が、医療費の上昇率が経済成長率を上回った場合にすべての医療を対象に政府が抑制策を実施することを提言した*1のを数日前に読んだのだが、その時はさすがにぞっとしたね。これは進歩と呼ばんだろう。

*1:pp.43-44。